#82 理化学研究所の一般公開に行った
年初にtodoリストに入れたあと、日程を確認したら出産予定日間近だったので諦めてたんだけど、研究発表プログラムをうっかり見たら面白そうだったので運動を兼ねて行ってきた。
和光市駅から無料送迎シャトルバスが出ていて、パッと見かなり混んでいたので心が折れかけたが、タイミングよく空いてる便もあって座ることができたのでラッキーだった。往復バスに乗っても敷地内で移動距離があったので、結果この日の歩いた距離4km、歩数8kオーバーとなかなかいい運動になりました。良い子(臨月の妊婦)は真似しないように。
見たところ
脳科学系
バイオ系
- 染色体のカタチと大きさ
- 薬を見つける、薬を使う
- 微生物が作るくすりの種を探してみよう
- 化合物バンク〜化合物探索のための研究資源〜
- 天然物が作られる仕組み
- 小分子化合物の探索って?
行きたかったけど行けなかったところ
- 宇宙系の研究発表
- 巨大メカがたくさんある施設
- 食堂
思ったこととかメモ
- 高校生がたくさんいた。高校生のときにあれ行くのすごく良いと思う。学校で科目や単元に分かれてることと、実際の科学研究が結びついてるのといないのとでは、勉強とか進路選択とか色々違うはず。私も高校生のときに行きたかった。
- 「基礎研究って何?」レベルだったんだけど、創薬のとこで「研究をするために利用できる化合物の研究」とか「iPS細胞を効率よく作るための技術の研究」について教えていただき、基礎研究の面白さと大切さがよくわかった。文科省で予算とか割り振る人、こういうこと理解してんのかなー。
- 具体的な研究テーマをやってるところの人たちは基本的にこちらが何か質問しない限り話さないんだけど、基礎研究系の展示の説明員の人たちはパネル読んでるだけでめっちゃ話しかけてきた。説明しましょうか!細胞みてみませんか?!植物ホルモンって知ってます?!?!とか。そういうもんなのか。
- 言語発達の人たち、素人に対する説明の上手さと子ども慣れがすごくて、全員保育士かと思った。まあ被験者として日頃から親子と接してるもんな。さすが。
- シャーレの菌コロニーを見て「これはカラフルでカワイイ」「キモイ」「学校でも作れるかな?」などとキャッキャウフフするJKたち、「キモイはほめ言葉」と嬉しそうな説明員(コロニー作製者)のお兄さんたち、横で聞いてて笑顔になる私。
- 知らなかったことを知るのが好き(楽しい、興奮する)という自分の性質を再認識した。あと科学も好き。本当は理系だったのかもしれない…
- 緑いっぱい。藤棚きれい。
- すごく面白かったので来年もまた行きたいし、他の地域にある研究所の一般公開ではまた違う分野の研究について見られると思うので、もしあるなら行ってみたい。神戸とか。
【4/30追記あり】入院の持ち物準備まとめ
分娩が近づいてきたということで、入院の準備についてまとめてみる。誰かの参考になれば幸いです。長いです。
目次
準備の方針
- 節約
- 最小限
- 軽量化
持ち物リスト作成と準備
「28週頃までには準備しましょう」というどこかの文言を真に受けて中期に準備を開始した。結果的に自分の場合はちょっと早すぎたんだけど、まあ早産という可能性もあるし、買い出しに出かけたりすることを考えたら行動しやすい中期にやるのが実際正解なんだと思う。
まずは分娩先の病院のホームページに載っているリストを参照。自分の場合、32週までは家の近くにある別のクリニックに通っていたこともあり、病院で貰えるアメニティなど詳しいことはわからなかった。そのため貰えるモノと買ったものが重複してしまうという事案も発生(後述)。
病院のリストの他にも先輩ママさん方のブログをまわったり複数の雑誌を比べて情報収集した。雑誌についてはLDKというレビュー誌が広告を完全排除しており、公平なテスト結果や医師の見解、代用可能なものとかの情報も載せているので、比較的信頼性が高いと思う。たまゲフンとか赤ゲフンとかは参考程度に留めるのがいいかと。
集めた情報をもとにGoogleスプレッドシートにリストを作成。その後Trelloというタスク管理サービスに移行(チェックリスト機能があるので便利)。Trelloについてはいつかそのうち書きたい。
病院は基本的に2人部屋だし、自分以外の人(家族や病院スタッフ)が出し入れすることも想定して、持ち物には全部名前をつけておく。ガーゼハンカチや下着などの布製品には自作*1の苗字ハンコを使用。それ以外はマジックで手書き。名前ハンコ、楽だし長く使えるので、自作でも注文でもひとつ持っておくといいです。
バッグ分割問題
とあるママさんブログでおすすめされていた、「陣痛用(最低限の装備)/入院用/退院用の3つに分ける」という方式を検討していたものの、同じ下着を分けて入れたりするのが逆にだるいし、そもそも分けるほど荷物が多くなかったので却下。
一方、母子手帳とか入院に必要なものの一部って妊娠中から常に持ち歩くことになるので、結果的に「常に持ち歩くバッグ/入院時に持参するバッグ」の2つを作るという形になった。
それぞれのバッグの内容をリストにした。太字は病院からの指示で入れているもの。
常に持ち歩くバッグの内容
- 母子手帳ケース
- 定期入れ
- ICカード
- 免許証
- 財布
- 家の鍵
- 化粧ポーチ
- ポケットティッシュ
- 最低限の化粧品
- メガネケース
- 生理用ナプキン(昼用とおりものシート)
- 暇つぶしグッズ(本か3DS)
- iPod(&イヤホン)
これらをショルダーバッグに入れて、買い物でも散歩でも健診でも持ち歩いている。本当はリュックのほうが身体の負担は軽そうだけど、手持ちのものだと母子手帳とか取り出すときにまごついてしまうので。
入院時に持参するバッグの内容
- レジャーシートとバスタオル1枚→陣痛タクシーの会社によっては持参の指示がある。書いてて気づいたけどこれは持ち歩きバッグに入れたほうがいいのかも?
- 産褥ショーツ2枚
- 授乳ブラジャー2枚
- 母乳パッド→アカチャンホンポでもらったサンプル品数組。
- 洗面・入浴セット
- クレンジングオイル
- 洗顔フォーム
- オールインワンジェル→以上ちふれのトラベルセット。ジェルは妊娠中から使用している。産後も絶対オールインワンが楽なはず。
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディソープ
- 乳頭ケアクリーム→評判が高いメデラのピュアレーンを購入。1,000円くらい。
- 生理用ナプキン(夜用)1, 2枚
- ガーゼハンカチ10枚(授乳用)
- 室内履き
- コップ→マグカップとの指示だったが、重いし割りたくないので、百均で軽量素材のコップを購入。病棟で各種ハーブティー飲み放題とのこと。楽しみ。
- ペットボトルストロー→病院からはストローとだけ指示。どの雑誌やブログ見てもペットボトルストローって書いてあるし、大学の先輩の経産婦氏からも激推し。陣痛中の水分補給にマストとのこと。百均で購入。
- 入院保証金預り証
- 退院時に赤子が着る衣類
- 短肌着1枚
- コンビ肌着1枚
- ビニール袋2枚
- アイマスク
- iPhoneの充電ケーブル
- おやつ、飲み物→入院時の行きがけか院内コンビニで購入予定
- カーディガン→入院時に羽織っていく予定
- 退院時の自分の着替え→入院時に着ていくものを帰りにも着る予定
これらは無印のボストンバッグに入れている。かなり中に余裕があるが、入院中に何か追加購入するかもしれないし、病院でもらえるアメニティなどもある(後述)ので、余裕をもたせるくらいがいいかも。洗面セットは同じく無印の吊るせるケースに。細々したものは、たぶん何らかの形で吊るせるような形にしておくと使いやすい。
持ち物リストから外したもの
- パジャマとタオル→当初持っていくつもりで名前つけまでしたけど、病院で1日300円でレンタルすることにした。入院期間は1週間弱くらいと思えば、入院・授乳生活に適したパジャマ(つまり前開き)を洗い替えのぶんまで買い揃えるほうがお金がかかるし、レンタルすれば洗濯する手間が省けるので、投資と割り切った。追加効果として、タオルを省いたら荷物量がかなり減ったので良かった。
- クッション類→円座とか授乳とか。入院中は病院のものが使えるそうなので、入院中に必要性を見極めて必要そうなら退院後に買い足す方針……なんだけど最近寝苦しいので授乳クッション兼用抱きまくらがほしい。【4/30追記】暇を持て余した結果、授乳クッションを自作しました。→ ナーシングピロー(授乳クッション)作った - にちじょうけい
- 骨盤サポーター、ベルトの類→産後の身体の状況は産後にならないとわからないし、使う場合は医師や助産師の指示を仰いでから買うほうがいいと思い、入院前は用意しないことにした。【4/30追記】腰痛と恥骨痛が増したので、ピジョンの産前産後両対応ベルトを購入して使用中。使った感じとかは落ち着いてから改めて書きます。
- テニスボール→陣痛時のいきみ逃しの定番品。病院に備え付けがありそうなので(病棟見学時に分娩室に「テニスボール」ってラベルついた棚があって笑った)除外。
- その他、うちわや癒しグッズなど
病院のアメニティについて
何がどれくらい貰える(あるいは貰えない)のかは、本当に産院によって違うようなので各自確認したほうがいいんだけど、私の場合地域総合病院なのであまり期待していなかったら、下着数組、産褥パッドや母乳パッドなどの消耗品の他に、洗面グッズ一式と、なんと乳頭ケアクリーム現品(確かランシノー)までついてくるそう。クリーム買っちゃったよ😂😂
下着類や生理用ナプキンも病院のホームページの持ち物リストを見たらそれぞれ2枚程度と書いてあって、少ないのでは?もっと多めに買っとこうかな?と思っていたが、病院から貰える分を足すと4枚くらいになるので、それくらいあれば足りるという意味だったようだ。逆にそういう供給がない産院の場合は、下着なら各4〜5枚になるように準備しておくのが良さそう。
まとめというか反省
- 早めに準備するに越したことはないが、何はともあれ産院に確認するのが超大事
- 貰えるもの、あとから買い足せるもの、持ってきてもらえるものは後回しでOK
あとは実際入院してみた結果、改善点とかあればまた書きます。
#51 パン・ド・セーグル(ライ麦パン)を作った
やりたいことリスト#51「まだ作ったことがない種類のパンを作る(B)」の達成報告。
パン・ド・セーグルは、いつも使っているこちらの本
少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!
- 作者: 高橋雅子
- 出版社/メーカー: PARCO出版
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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のレシピで、ライ麦粉150g、準強力粉100g、発酵生地(前もって準強力粉で作っておいたイースト入りの種生地)100gで作る。なのでライ麦40%くらい?生地の状態ではあんまりライ麦っぽい香りはしなかったので若干不安だったけど、最終発酵を経て焼いたらライ麦パンらしい香りになった。
写真で見ると完全に蕎麦がき
はい
見た目的にもまあまあ。発酵カゴ(カンパーニュで使うアレ)に布を敷いた上に生地を置いてたんだけど意外とカゴの模様がついた。下のほうが膨らんで破れる感じになったので上の方にクープを入れてみてもいいのかも。
中はみっちりずっしりした感じ。ちゃんとライ麦パンの味して安心。クリームチーズでもマーガリンでも美味しい。
先日こちらの記事で
「夜寝る前に焼くと朝焼き立てパンが食べられないので、次は終夜発酵で朝焼こうと思う」と書いたんだけど、そのあとブログには書いてないけどバゲットを焼いたときに終夜発酵をやった。で、確かに朝焼きたてが食べられてよかったんだけど、朝早起きしていきなり2時間くらい色々作業するのが、最近早起きが若干キツいので、だるかった。なので今回のライ麦パンは夜焼いた。
ライ麦パンの場合、先にライ麦粉と水を混ぜた種を丸一日置いとく必要があって時間(というか日数)がかかるのと、そのライ麦種と他の材料を混ぜ合わせるのがちょっと骨なんだけどそのあとの手順がラクで、最終発酵が20℃でいいので他のパンみたいに袋で覆ったりしなくても室温放置でいけるし、成形とかスチームとかもないので、案外終夜発酵でも(朝起きてからの作業が簡単なので)良いのかもしれない。
発酵生地あと100gで使い切れるので来週あたりもう一回ライ麦パンを焼いて出産前の製パン締めかなーと思っている。日数がかかるのでやってる途中で分娩になったら大変だけど…
臨オブザ月
ついに妊娠線が発生した。下腹の表面が常にパツパツに張っている感じなんだけど、ある日ピリッと軽い痛みがあったなあと思ったら赤くなって2日くらいで所謂それっぽい見た目になった。一応中期から保湿は念入りにしていたんだけど、どこかで「しっかり対策してもできる人はできる、全然何の対策もしてなくてもできない人はできない」というのを読んでいたのであまりショックはなかった。寧ろ勲章感すらある。そもそも妊娠線以前に腹腔鏡の手術痕があるからなあ、線の1つや2つ増えたところでなあ。
そういえば
自分とほぼ同じ時期に予定日だった友人たちのお子様が相次いでフライング出生したので自分まで無駄にドキドキしてしまう
— ももましまろ(蟄居) (@momomarshmallow) 2017年4月3日
ということがあったのだが胎動が少なくなるどころか今日なんか寝てないのでは?ってくらいずっと蠢いているしまだ出て来る気なさそう。とはいえ心の準備したいし、パン作りとかもしてるので、予兆的なものがあると助かるんですけどね。
手芸の話
クロスステッチのキットを貰ったのでやっている。初めはルールがよくわからなかったのだけど同じ色のマスを最短距離で繋げて塗り(縫い)潰していくパズル的なものだと悟ってからはハマってきて没頭している。ドットに落として色指定していけば図案を作るのも比較的簡単そうだし、なにか二次創作したり、簡単なモチーフを自分で作ったりしてみたい。
手芸工作は今までに
を触ってきたけど、どれも人にあげたり売ったりするレベルには全然達してないというか、レシピを見ながら簡単なものを作ってみたに留まっている。何かの作家的なものになるには技法を絞って技術を高めて行くんだろうけど、今のところあまりそういうことには興味がなくて、むしろ作りたいものとかアイデアが発生したときにいろんな技法のなかから自由に選んだり組み合わせたりできるように、広く浅く身につけておきたいと考えている。だからむしろ、その作りたいものとかアイデアが浮かばないほうをどうにかしなければいけないんだけど。
久しぶりにパン焼いた
体調がよかったのと、冷凍発酵生地(タネ生地)がたくさん余っていてあと1ヶ月で使い切らないといけないのと、パンを買うお金を浮かすためにミックスナッツのリュスティックを焼いた。
パンを焼くのは発酵やらベンチタイムやらで断続的に時間がかかるので、体力というよりはいかに効率よく隙間時間でやっていくかが重要ということが改めてわかった。まあ効率よく動くためには体力が必要なんだけど。
ちなみに今日は夕方から始めて一次発酵中に夕飯→食後成形して二次発酵→風呂→焼成という流れだったが、これだと朝焼きたてのパンを食べられないので、オーバーナイト一次発酵することにしてエクストリーム早寝早起きをするのがいいのかなあ。
ということでこれからパンの香りに包まれて寝ます。